ご縁をいただいたみなさまに、
京都・綾部からBCCでお送りしています。
いつもありがとうございます。
半農半X研究所の塩見直紀です。
世界が今日も明日もすてきな1日であることを祈りつつ、
「半農半Xという種子」vol.12を贈ります。
長文です・・・。お時間許すときにでもご覧いただければ幸いです。
(転送歓迎です!)
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------------------◇ スロー イズ ビューティフル ◇--------------------
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--------------------------------------------------2005年03月26日号----
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--------- sustainability and our mission --------
半農半X研究所news「半農半Xという種子」(VOL.012)
塩見 直紀(京都・綾部)
http://mavi-ch.com/xseed/
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* C O N T E N T S *
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■1■ 「ソトコト」4月号に登場しています!
■2■ 東北にひろがる半農半X
■3■ 新聞広告に初登場!
■4■ メールマガジン『rinka(りんか)』
■5■ 現代農業バックナンバーフェア&セレクト集
■6■ 村のひかりカフェ、始めます!
■7■ 半農半X的エックス発見法(5)「幸せの法則」
■8■ 半農半X系の旅をしよう!
■9■ 「半農半X」系のことばたち(11)〜農バージョン
■10■ 「半農半X」系のことばたち(12)〜エックスバージョン
■11■ 「半農半X」のひろば(3)
■12■ 次から次へと表現しよう〜2つのブログを始めて想うこと〜
■13■ 田んぼでニューインスピレーション!
■14■ 半農半X研究所ホームページ、リニューアル中!
■15■ 編集後記
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■1■ 「ソトコト」4月号に登場しています!
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地球と人をながもちさせるエコマガジン「ソトコト」(木楽舎・
2005年4月号/NPO特集)の辻信一さんの連載ページ
「Slow is Beautiful」(ヴィレム・オハンデグ氏との対談・100〜101p)
で「半農半X」が登場しています。半農半Xの解説まで入れていただき恐縮です。
辻さん、編集部の皆さま(鈴木菜央さん?)、ありがとうございます。
1年ぶり2回目の「ソトコト」登場。※前回は04年4月号のLOHAS特集
あこがれの雑誌なのでうれしいです。
情報提供くださった岡山の清水治さん、ありがとうございました!
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■2■ 東北にひろがる半農半X
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先の研究所news10、11号でご紹介した東北産業活性化センター編の
『「農」を舞台にした東北の活力と創造と〜都市・農村の協働と
共生循環システムの構築〜』(日本地域社会研究所刊)が
「福島民友」(2004年12月31日)、「河北新報」(05年01月05日)、
「岩手日日新聞」(同01月07日)、「電気新聞」(同01月12日)で紹介され、
「半農半X」も登場していました。東北にひろがっていってます。
以下は、本の紹介文、データです。
農業は国富の基礎産業であり、「農」が栄えれば、地域・国も富む。
元気の出る農村・農業と都市・企業の新たな関係づくりを模索!
持続可能な「農」への転換、新しい縁結びによる半農半Xの実現、
そのための具体的なアクションプランを提起!
本体1,800円(税別) A5判 128ページ
発行:日本地域社会研究所 TEL.03-5397-1231
発行日:2005年2月 ※大きな書店やネット書店での注文可。
http://www.trc.co.jp/1407/05001949.jpg
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■3■ 新聞広告に初登場!
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兵庫の不動産会社「マウンテンホームズ」社が、3月19〜21日、
丹波・篠山で「田舎暮らし相談会」を開催されました。
綾部での田舎暮らしも人気ですが、篠山も人気ですね。
『半農半Xという生き方』を読んでくださった京都市在住の天岡さん、
と神戸市の徳平さんが、「新聞広告の中で半農半Xが紹介されています」
と教えてくださいました。毎日新聞や神戸新聞では半5段サイズの大きな
広告でした。もしかしたら・・・大阪市内にも広告されたかも、です。
「マウンテンホームズ」さん、ありがとうございます!
http://www.mountainhomes.co.jp/log/info/index.html
新聞広告に載った半農半Xの文字。日本初の出来事です・・・。
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■4■ メールマガジン『rinka(りんか)』
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(社)全国林業改良普及協会発行のすてきなメルマガ『rinka(りんか)』
(53号・2005.2.10)http://www.rinka.info/で
ひろしま人と樹の会会長の荒川純太郎さん(広島県三次市)が
「“半森半X”のすすめ」を寄稿され、文中で『半農半Xという生き方』を
紹介くださっていました。ありがとうございます!
※メールマガジンのバックナンバー http://www.rinka.info/mm/index.html
また鳥取県庁発のメールマガジン等でも半農半Xが登場していました。
東で西で、ほんとうにありがとうございます!
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■5■ 現代農業バックナンバーフェア&セレクト集
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3月1日から3月31日まで、ジュンク堂池袋店1Fの雑誌売り場壁面を
使っての「現代農業バックナンバーフェア」が開催されています。
月刊は過去10年分、増刊はすべて、別冊・特別号もそろっているそうで
拙稿「半農半Xライフのすすめ〜農をベースに天の仕事を〜」が入った
『青年帰農〜若者たちの新しい生きかた〜』(2002)も並んでいます。
http://booknews.ruralnet.or.jp/index.php?itemid=99
また、「増刊現代農業」バックナンバーをテーマごとにした「増刊現代農業」
セレクト集(4冊セット・3600円))が組まれ、「半農半X」がセレクト集
のタイトルに「昇格」しています。ありがとうございます。
第1集:「帰農」→「帰農・半農半X」
※『定年帰農1〜2』『青年帰農』『団塊の帰農』の4冊セット
第2集:「スローライフ」
第3集:「地域経済」
第4集:「地元学」
第5集:「食育・スローフード」
第6集:「江戸(江戸時代に学ぶ循環型社会)」
農山漁村文化協会(農文協)田舎の本屋さんhttp://shop.ruralnet.or.jp/
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■6■ 村のひかりカフェ、始めます!
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毎月1人の村のお年寄りとお茶を飲みながら、昔話や知恵をインタビューする
「村のひかりカフェ」を2005年から始めたいと思っていました。
3月中旬、市内の老人会の総会に呼ばれて、半農半Xという生き方に
ついて、お話をさせていただいたことで、4月から始めていこうという
思いが湧き上がってきました。
アフリカには「老人が帰天するということは、図書館1軒が焼失するのと
同じ」ということわざがあるそうですが、日本も昭和1ケタ以前の大事な知恵が
だんだん消え去ろうとしていて、時間もあまりなく、大事な10年となります。
僕はこの4月で不惑の40歳になります。ぼくの40代にとっての大事な
「ニュースタート事業」として、おこなってまいります。
たくさんの知恵や経験、記憶をもつ地域の宝である先人の知恵を少しでも
継承したいです。眠っている宝物はいっぱいあります。それぞれの地で
そんな活動が始まればと思います。下記は先進事例です。
※NPO法人「昭和の記憶」 http://www.memory-of-showa.jp/
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■7■ 半農半X的エックス発見法(5)「幸せの法則」
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『半農半Xという生き方』を読んでくださった方から、自分のエックスと
出会うために、よい方法はないですか?とよく尋ねられます。
いろんなことを模索してきたなかから、毎号1つずつ、紹介しています。
1回目・・・紙と鉛筆を使っての「エックスのあぶり出し法」
2回目・・・「人生で叶えたいことは?」という自己への質問、
3回目・・・「自分の型(かた)を知る」、
4回目・・・「うまくいっていることに集中する」という方法でしたが、
今回、ご紹介するのは、翻訳家の山川紘矢さんの「幸せの法則」で
下記の3つを意識するシンプルなものです。
┌───────────────────────────┐
│1.自分の得意なことをしなさい │
│2.あなたに今、あるものを楽しみなさい │
│3.ありがとうと感謝できること │
└───────────────────────────┘
【mini work】※紙と鉛筆を用意し、気づきを記入してみてください。
*得意なこと、大好きなこと:
*いまあるもの、持っているもの:
*感謝したいこと:
これらを意識することはミッションのヒントになりそうです。
ぜひお試しください!おススメワークです。
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■8■ 半農半X系の旅をしよう!
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『半農半Xという生き方』を手にとって下さった方が遠く綾部まで
訪問くださったり、「素のまんま」の芝原キヌ枝さん宅で農家民泊体験を
してくださっています。発刊以来、いまも来訪は続いていて、いまも予約が
たくさん入っているのですから、すごいなあって思います。
「素のまんま」の芝原さん、ますます人気です!みているとほんとうに
天職だなあって思います。70歳から“天職”に出会えるなんてすてきですね。
これからの季節はさらに「自己探求(エックスを見つめる時間)」や
「里山歩き」にオススメです。農家民泊の詳細をご希望の方はご一報ください。
綾部がいつしか、訪ねたい「こころのまち」「伝説のまち」に、「自己探求都市」
「人生探求都市」に、「他火(たび)のメッカ」になれたらうれしいです。
里山ねっと・あやべのホームページ「農家民泊体験記」のコーナーに
すてきなエッセイがいっぱいあります!http://www.satoyama.gr.jp
※最近では大阪の佐藤妙子さんがすてきなエッセイを書いてくださいました。
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■9■ 「半農半X」系のことばたち(11)〜農バージョン
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私が仕事をするのは球根をたくさん買うためです。
ガーデンや菜園。ミツバチを飼って蜜ロウ作り。
19世紀的な米国の古い田舎生活を愛した
絵本作家タシャ・チューダーさんのことば
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■10■ 「半農半X」系のことばたち(12)〜エックスバージョン
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「一生涯一文化」の創造と追求、その発表が
大きなマーケットになってくるでしょう。
(ジャパンライフデザインシステムズ代表の谷口正和さんのことば
『21世紀コンセプト 小さな人生。』東洋経済新報社・2001より)
***
創造と追求と発信と。
エックスを、他者のために活かし合う世紀へ、向かっていますね。
「半農半X」系のことばをぜひ教えてください。
みんなでシェアしていきましょう!
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■11■ 「半農半X」のひろば(3)
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お寄せいただいたメールを紹介させていただきます!
*塩見さんの本、いま、今年卒業する学生さんに貸しています。
なにかを得てくれることでしょう!(菅野 様)
*「半農半Xという生き方」くりかえし愛読しています。昨年娘が生まれ、
今後のことを改めて考えた時に、やはり自分達なりの「X」を見つけ
「農」ある暮らしがしたいと夫婦ともども強く思ったところです。(松尾 様)
*何よりも共感する所は、ミッションをもち、それを社会に
還元し、変革していく方向性をしっかり持っておられることです。
単なる交流・村おこしではない、思想性があることです。
職業柄、言葉を大切にするものですから、色々なヒントを
与えられました。(荒川 様)
*「半農半Xという生き方」を読みました。かなり衝撃を受けました。
まさしく自分が理想とする生き方です。
自分の田舎で、半農半Xという生き方ができないものかと考えております。
自分の田舎は過疎化が進みつつあるが、みんなが自分の田舎に誇りが持てる
よ うなところにならないかと思っています。日々自然の営みを感じながら、
想いを仕事にできないかと考えています。(加藤 様)
みなさま、尊いメッセージをありがとうございます。
(すべて紹介できずにごめんなさい!)
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■12■ 次から次へと表現しよう〜2つのブログを始めて想うこと〜
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母校の中学校のそばにある小さな文房具屋さんに久しぶりに行ったとき、
店にかかっていた「日めくり」のことばにショックを受けたことがあります。
そこにはなんと「次から次へと表現しよう」と書かれていたのでした。
小さな小さなお店にこんなメッセージが・・・。
『半農半Xという生き方』の上梓を記念して始めた楽天日記・ブログの
「半農半X的生活」ももうすぐ記事数も「600」になります。
日々の想いをカタチにまとめ、拙文でも発信していくことの大事さを
痛感しています。http://plaza.rakuten.co.jp/simpleandmission/
新しく「研究所★研究所〜小さな研究所とぼくたちのミッションと〜」
というブログも始めました。
ミッションあふれる日本のスモール研究所を紹介しながら、1人ひとりが
自分のテーマを深めながら、社会をすてきに変革していく「1人1研究所時代」
を模索していくものです。また訪問してみてください。http://xseed.ameblo.jp/
※最近、パソコンの調子が悪くて、研究所のほうは「川喜田研究所」以降、
更新ができていません。ごめんなさい!PC復旧後、継続してまいります。
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■13■ 田んぼでニューインスピレーション!
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1996年から始めた米づくり。今年は「10年目」の記念の年です。
3月20日は春の恒例の村行事である「道つくり」と「岸焼き」が
ありました。翌日は、綾部のカリスマ米農家・井上吉夫さんの
苗代づくりの応援作業。田植えのシーズンが近いづいています。
※3月25日は朝、綾部は雪がちらついていました・・・。
昨秋、脱穀を終えた3日後にバイクで転んで左手首骨折?となり、
ギブス生活だったのですが、先日は久しぶりの肉体労働でした。
田んぼの畦にたたずんで思うのは、ああ、今年もここでたくさんの
生命が生まれ育ち、またすてきなインスピレーションがうまれたら
いいなあということです。やはり田んぼは、いいですね。
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■14■ 半農半X研究所ホームページ、リニューアル中!
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映像作家で「日常美美術館」を運営されている西野久好さんに
お世話になり、半農半X研究所のホームページ、リニューアル中です。
以前、公開した「半農半XなこころAtoZ26」や講演用レジュメなど、
いろんなものを公開していきたいと思っています。
※「日常美美術館」http://mavi-ch.com
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■15■ 編集後記
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おかげさまで『半農半Xという生き方』を手にとってくださったことが
きっかけとなり、いろんな物語が生まれています(この編集の最中にもです)。
いつか綾部を訪れたいなと思ってくださった方、
里山ねっと・あやべのホームページに訪問くださった方、
遠路、綾部まで訪問してくださった方、
「つばさがはえるちず」(旧姓たかみよこさん作)を求めてくださった方、
芝原さん宅で農家民泊体験をしたいと予約くださった方、
「ポストスクール」をお申込みくださった方、
「希望銀行」に言葉を入金?くださった方、
http://www.assist-jp.net/finesite/kibo_ginko/
メールや手紙をくださった方、
我が家まで遊びに来てくださった方、
取材に来てくださった方、
連載の機会をいただいている編集部の方、
そして、このメールをお読みくださったみなさま・・・。
本当にありがとうございます。
これからもこつこつ「半農半X」というコンセプトを
伝えてまいります。
萌芽力のあるコンセプトでありますように!
翼のあるコンセプトでありますように!
今後ともよろしくお願いします。
次号(VOL.13)は、2005年4月19日頃
の発行を予定しています。
どんな話題をお届けできるか楽しみです。
長文のメールに最後までお付合いくださり、
ありがとうございました。
***
最後に・・・やはり、マハトマ・ガンジーのことばを。
「世界に変化を望むのであれば、自らがその変化になれ」
それぞれの舞台で新しい風を起こしていきましょう。
***
「半農半Xという種子」(半農半X研究所news VOL.12)
発行:半農半X研究所 塩見 直紀
京都府綾部市鍛冶屋町前地9番地 〒623-0235
発行日:2005年03月26日
ご意見・感想等は・・・xseed@maia.eonet.ne.jp
(inspire@sage.ocn.ne.jpも使用可能ですが、変更いただけたら幸いです)
*半農半X研究所newsのバックナンバー(1〜11号)は
以下のホームページでご覧いただけます。
http://mavi-ch.com/xseed/
*ソニー・マガジンズ『半農半Xという生き方』、品切れ中でご迷惑を
おかけしております。メールをいただければ、当方からも直送いたします。
下手な字でサイン?、入れさせていただきます・・・。
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以上、転送歓迎です。